曙初級
ヒント:夜明けのころ
あけぼの
夜がほのぼのと明けるころ。「春はあけぼの」の言葉で有名。

天気や季節の言葉には、日本語の細やかな感覚が表れています。霙(みぞれ)、雹(ひょう)、霞(かすみ)、靄(もや)のように、空から降るものや空気のようすを表す字には「雨かんむり」が付くものが多く、部首を見れば天気の言葉だと見当がつきます。更新:2026-10-29
曙初級
ヒント:夜明けのころ
あけぼの
夜がほのぼのと明けるころ。「春はあけぼの」の言葉で有名。
十六夜初級
ヒント:満月の次の夜の月
いざよい
十五夜の次の夜の月。月がためらうように遅く出ることから。
稲光初級
ヒント:雷の光
いなびかり
雷が光るときの光。稲妻と同じ。
陽炎初級
ヒント:地面がゆらゆら揺れて見える
かげろう
日差しで熱くなった地面の上が、ゆらゆら揺れて見える現象。
霞初級
ヒント:春の遠くがぼんやり見える様子
かすみ
春に遠くの景色がぼんやりとかすんで見えること。
霧雨初級
ヒント:霧のように細かい雨
きりさめ
霧のように細かい雨。
凩初級
ヒント:冬の初めの冷たい風
こがらし
晩秋から冬の初めに吹く冷たく強い風。日本でつくられた字。
小春日和初級
ヒント:初冬のあたたかい晴れの日
こはるびより
晩秋から初冬の春のようにあたたかい晴れの日。
細波初級
ヒント:小さな波
さざなみ
細かく立つ小さな波。
五月雨初級
ヒント:梅雨のころの長雨
さみだれ
旧暦5月ごろに降る長雨。梅雨のこと。
時雨初級
ヒント:秋から冬の通り雨
しぐれ
秋の終わりから冬にかけて、降ったりやんだりする雨。
飛沫初級
ヒント:飛び散る水の粒
しぶき
細かく飛び散る水のつぶ。
灼熱初級
ヒント:焼けるような暑さ
しゃくねつ
焼けるように熱いこと。
微風初級
ヒント:やさしく吹く風
そよかぜ
そよそよと静かに吹く風。
黄昏初級
ヒント:夕暮れのころ
たそがれ
日が暮れて薄暗いころ。「誰そ彼」と人の顔が見分けにくいことから。
旋風初級
ヒント:渦を巻いて吹く風
つむじかぜ
渦を巻いて吹き上がる風。
氷柱初級
ヒント:軒先に垂れ下がる氷
つらら
屋根から落ちる水が凍って棒のように垂れ下がったもの。
凪初級
ヒント:風がやんで海が静かな様子
なぎ
風がやんで波が静かになること。日本でつくられた字。
鳴門初級
ヒント:うず潮で有名な海峡
なると
潮の流れがうずを巻いて鳴りひびく海峡。徳島の地名。
俄雨初級
ヒント:急に降ってすぐやむ雨
にわかあめ
急に降り出してすぐにやむ雨。
疾風初級
ヒント:激しく速く吹く風
はやて・しっぷう
急に激しく吹く風。速いものの例えにも使う。
氷雨初級
ヒント:冷たい雨
ひさめ
冷たい雨。みぞれや雹を指すこともある。
望月初級
ヒント:満月のこと
もちづき
満月のこと。名字にも使われる。
夕凪初級
ヒント:夕方の風がやむ時間
ゆうなぎ
夕方、風がやんで海が静かになること。
出湯中級
ヒント:温泉の古い言い方
いでゆ
地中からわき出る湯。温泉の古い言い方。
入相中級
ヒント:日が沈むころ
いりあい
夕暮れどき。日が沈むころ。
鰯雲中級
ヒント:秋の空のうろこ模様の雲
いわしぐも
小さな雲がたくさん並んだ秋の雲。魚の群れに似ている。
雨水中級
ヒント:雪が雨に変わるころ
うすい
二十四節気の一つ。雪が雨に変わり氷がとけ始めるころ。
朧月中級
ヒント:春のぼんやりかすんだ月
おぼろづき
春の夜にぼんやりとかすんで見える月。
風花中級
ヒント:晴れた日にちらつく雪
かざはな
晴れた日に風に乗ってちらちら舞う雪。
狐の嫁入り中級
ヒント:晴れているのに降る雨のこと
きつねのよめいり
日が照っているのに雨が降ること。
穀雨中級
ヒント:穀物をうるおす春の雨のころ
こくう
二十四節気の一つ。穀物をうるおす春の雨が降るころ。
東風中級
ヒント:春に東から吹く風
こち
春に東から吹く風。菅原道真の歌で有名。
細雪中級
ヒント:細かく降る雪
ささめゆき
細かく降る雪。谷崎潤一郎の小説の題名。
汐中級
ヒント:夕方の満ち引き
しお
潮の満ち引き。特に夕方の潮。
潮騒中級
ヒント:潮が満ちてくるときの波の音
しおさい
潮が満ちてくるときに波が騒ぐ音。三島由紀夫の小説の題名にもなった。
東雲中級
ヒント:明け方のころ
しののめ
夜が明けて東の空が明るくなるころ。
処暑中級
ヒント:暑さがおさまるころ
しょしょ
二十四節気の一つ。暑さがおさまり始めるころ。
蜃気楼中級
ヒント:海の上に見える幻の景色
しんきろう
光の屈折で遠くの景色が浮いて見える現象。富山湾で有名。
地吹雪中級
ヒント:地面の雪が舞い上がる
じふぶき
積もった雪が強い風で舞い上がること。
清明中級
ヒント:空気が清らかになる春のころ
せいめい
二十四節気の一つ。万物が清らかで明るくなるころ。
蝉時雨中級
ヒント:せみがいっせいに鳴く声
せみしぐれ
たくさんのせみがいっせいに鳴く声を雨にたとえた言葉。
朔日中級
ヒント:月の最初の日
ついたち
月の第一日目。月が見えない新月の日だった。
野分中級
ヒント:秋の台風の古い呼び名
のわき
秋に吹く強い風。台風の古い呼び名。
南風中級
ヒント:南から吹く風の古い呼び名
はえ
南から吹く風を西日本で呼ぶ言葉。
白露中級
ヒント:草に白い露がつくころ
はくろ
二十四節気の一つ。秋が深まり草に露がつくころ。
麦秋中級
ヒント:麦が実る初夏
ばくしゅう
麦が実って収穫する初夏のこと。
雹中級
ヒント:空から降る氷の粒
ひょう
積乱雲から降る大きな氷の粒。夏に降ることもあり、農作物に被害が出る。
吹降中級
ヒント:風と一緒に降る雨
ふきぶり
強い風とともに激しく降る雨。
牡丹雪中級
ヒント:大きな花びらのような雪
ぼたんゆき
大きなかたまりで降る雪。
晦日中級
ヒント:月の最後の日
みそか
月の最後の日。一年の最後の日は大晦日。
霙中級
ヒント:雨と雪がまじって降る
みぞれ
雨と雪がまじって降るもの。冬の始まりや終わりに多い。
紅葉狩中級
ヒント:色づいた葉を見に行くこと
もみじがり
秋に紅葉を見に山などへ行くこと。
六花中級
ヒント:雪の別名
りっか
雪のこと。結晶が六角形であることから。
朝凪激ムズ
ヒント:朝の海の風がやむ時間
あさなぎ
朝、海風と陸風が入れかわるときに風がやむこと。
偃月激ムズ
ヒント:半月より細い月
えんげつ
弓のような形の細い月。
逢魔時激ムズ
ヒント:夕方の魔物に出会うといわれる時刻
おうまがとき
夕暮れの薄暗いころ。魔物に出会う時間と考えられた。
颪激ムズ
ヒント:山から吹き下ろす風
おろし
山から吹き下ろす風。「六甲おろし」が有名。
寒露激ムズ
ヒント:冷たい露が降りるころ
かんろ
二十四節気の一つ。冷たい露が降りるころ。
凱風激ムズ
ヒント:初夏の南風
がいふう
初夏に吹くやさしい南風。
颶風激ムズ
ヒント:台風の古い言い方
ぐふう
激しい暴風。台風を指した古い言葉。
啓蟄激ムズ
ヒント:虫が土から出てくるころ
けいちつ
二十四節気の一つ。冬ごもりの虫が出てくるころ。
漣激ムズ
ヒント:細かく立つ小さな波
さざなみ
水面に細かく立つ小さな波。
驟雨激ムズ
ヒント:急に降ってすぐやむ雨
しゅうう
急に降り出してすぐにやむ雨。にわか雨。
蝕激ムズ
ヒント:日や月が欠けて見える現象
しょく
日食や月食のように、天体が欠けて見える現象。
霜降激ムズ
ヒント:霜が降り始めるころ
そうこう
二十四節気の一つ。霜が降り始めるころ。
夏霞激ムズ
ヒント:夏に立つかすみ
なつがすみ
夏に立ちこめるかすみ。
波濤激ムズ
ヒント:大きな波
はとう
大きな波のこと。荒れる海の様子を表す。
芒種激ムズ
ヒント:田植えのころ
ぼうしゅ
二十四節気の一つ。稲などの種をまくころ。
叢雲激ムズ
ヒント:群がり集まった雲
むらくも
群がり集まった雲。「月に叢雲、花に風」はよいことには邪魔が入りやすいこと。
叢雨激ムズ
ヒント:ひとしきり降る雨
むらさめ
ひとしきり強く降ってやむ雨。
靄激ムズ
ヒント:うすい霧
もや
空気中の水分でうっすらと景色がかすむこと。霧よりうすいもの。
山颪激ムズ
ヒント:山から吹き下ろす強い風
やまおろし
山から吹き下ろしてくる強い風。
凜激ムズ
ヒント:寒さが厳しい様子
りん
寒さが身にしみる様子。きりっとした様子。
霖雨激ムズ
ヒント:何日も降り続く雨
りんう
何日も降り続く長雨。
凛冽激ムズ
ヒント:身を切るような寒さ
りんれつ
寒さが厳しく身にしみる様子。
和煦激ムズ
ヒント:春の日のあたたかさ
わく
春の日ざしのあたたかさ。
同じ雨でも、時雨(しぐれ)は秋の終わりから冬にかけて、さっと降ってはやむ雨、五月雨(さみだれ)は旧暦五月、今の梅雨のころの長雨、驟雨(しゅうう)はにわか雨のことです。風も、凩(こがらし)は秋の終わりから冬のはじめに吹く冷たい風、東風(こち)は春に東から吹く風と、季節と結びついた名前があります。凩は日本で作られた国字です。
啓蟄(けいちつ)、穀雨(こくう)、芒種(ぼうしゅ)、処暑(しょしょ)などは、一年を二十四に分けた「二十四節気」の名前です。啓蟄は土の中の虫が動き出すころ、処暑は暑さがおさまるころを表します。十六夜(いざよい)、東雲(しののめ)、黄昏(たそがれ)など、時間や月の満ち欠けを表す美しい言葉もあわせて楽しんでください。