茜色初級
ヒント:夕焼け空のような赤
あかねいろ
茜の根で染めた濃い赤色。夕焼けの空の色。

宝石や鉱物の和名には、見た目や色の特徴を表す漢字がよく使われます。金剛石(こんごうせき)はダイヤモンド、紅玉(こうぎょく)はルビー、蛋白石(たんぱくせき)はオパール、月長石(げっちょうせき)はムーンストーンのことです。更新:2026-10-29
茜色初級
ヒント:夕焼け空のような赤
あかねいろ
茜の根で染めた濃い赤色。夕焼けの空の色。
飴色初級
ヒント:透き通った茶色
あめいろ
あめのような透き通った茶色。たまねぎを炒めた色。
鶯色初級
ヒント:緑に茶色がまじった色
うぐいすいろ
うぐいすの羽のような緑がかった茶色。
雲母初級
ヒント:薄くはがれる光る鉱物
うんも・きらら
薄くはがれてきらきら光る鉱物。
褐初級
ヒント:黒に近い紺色
かち
黒に見えるほど濃い藍色。
生成り初級
ヒント:染めていない布の色
きなり
染めたり漂白したりしていない布の自然な色。
群青初級
ヒント:あざやかな青色
ぐんじょう
あざやかな濃い青色。
紅玉初級
ヒント:ルビーのこと。りんごの名にも
こうぎょく
赤い宝石ルビーのこと。りんごの品種名でもある。
黄金初級
ヒント:金色
こがね・おうごん
金のこと。黄金色に光る金属。
琥珀初級
ヒント:木の樹脂が化石になった宝石
こはく
大昔の木の樹脂が化石になった黄色い宝石。中に虫が入っていることもある。
珊瑚初級
ヒント:海でできる赤やピンクの宝石
さんご
サンゴの骨格を磨いた宝石。3月の誕生石。
白銀初級
ヒント:銀色
しろがね・はくぎん
銀のこと。また、一面の雪景色。
真紅初級
ヒント:濃い赤色
しんく
まじりけのない濃い赤色。
深紅初級
ヒント:深い赤色
しんく
深みのある濃い赤色。
菫色初級
ヒント:すみれの花の紫
すみれいろ
すみれの花のような青みのある紫色。
象牙初級
ヒント:ぞうの牙
ぞうげ
ぞうの牙。昔は印鑑や飾りに使われた。
橙色初級
ヒント:オレンジ色
だいだいいろ
だいだいの実のような黄色がかった赤色。オレンジ色。
鼠色初級
ヒント:灰色
ねずみいろ
ねずみの毛のような灰色。
半色初級
ヒント:中間の紫色
はしたいろ
濃くもうすくもない紫色。
緋色初級
ヒント:あざやかな赤色
ひいろ
あざやかで明るい赤色。
鼈甲初級
ヒント:かめの甲羅から作る飾り
べっこう
タイマイというかめの甲羅から作る装飾品。
瑠璃初級
ヒント:深い青色の宝石
るり
深い青色の宝石。ラピスラズリのこと。「瑠璃色」は濃い青色。
瑠璃色初級
ヒント:紫がかった深い青
るりいろ
宝石の瑠璃のような紫がかった深い青色。
緑青初級
ヒント:銅にできる緑のさび
ろくしょう
銅や青銅にできる緑色のさび。
葵色中級
ヒント:うすい紫色
あおいいろ
あおいの花のようなうすい紫色。
赤珊瑚中級
ヒント:赤い宝石のさんご
あかさんご
赤い色のさんご。高知県が産地として有名。
浅緋中級
ヒント:うすい赤色
あさあけ
うすい緋色。明るい赤。
璞中級
ヒント:みがく前の宝石
あらたま
掘り出したままでみがいていない宝石。
海老茶中級
ヒント:えびのような赤茶色
えびちゃ
えびの殻のような赤茶色。
黄玉中級
ヒント:トパーズのこと
おうぎょく
トパーズのこと。11月の誕生石。
瓶覗中級
ヒント:ごくうすい藍色
かめのぞき
藍がめをのぞいただけのような、ごくうすい藍色。
韓紅中級
ヒント:濃く美しい紅色
からくれない
濃くあざやかな紅色。
芥子色中級
ヒント:からしのような黄色
からしいろ
からしのようなくすんだ黄色。
枯茶中級
ヒント:くすんだ茶色
からちゃ
少し赤みのあるくすんだ茶色。
月長石中級
ヒント:ムーンストーンのこと
げっちょうせき
ムーンストーンのこと。6月の誕生石。
金剛石中級
ヒント:ダイヤモンドのこと
こんごうせき
ダイヤモンドのこと。最も硬い宝石。4月の誕生石。
紺青中級
ヒント:あざやかな濃い青
こんじょう
あざやかな濃い青色。
紺碧中級
ヒント:深い青色
こんぺき
黒みがかった深い青色。「紺碧の空」などと使う。
赤銅中級
ヒント:金を混ぜた銅
しゃくどう
銅に金などを混ぜた合金。日焼けした肌の色のたとえ。
辰砂中級
ヒント:赤い色の鉱物
しんしゃ
赤い色をした鉱物。朱色の顔料になる。
翠玉中級
ヒント:エメラルドの和名
すいぎょく
緑色の宝石。エメラルド。
代赭中級
ヒント:赤茶色の顔料
たいしゃ
赤茶色の顔料。またその色。
蛋白石中級
ヒント:オパールのこと
たんぱくせき
オパールのこと。10月の誕生石。
鴇色中級
ヒント:淡い桃色
ときいろ
ときの羽のような淡い桃色。
鈍色中級
ヒント:濃いねずみ色
にびいろ
濃いねずみ色。昔は喪服の色だった。
縹中級
ヒント:うすい藍色
はなだ
うすい藍色。はなだ色。
縹色中級
ヒント:うすい藍色の色名
はなだいろ
うすい藍色の色の名前。
玻璃中級
ヒント:水晶やガラスの古い呼び名
はり
水晶やガラスを指す古い言葉。仏教の七宝の一つ。
碧玉中級
ヒント:不透明な緑の石
へきぎょく
緑や赤などの不透明な石。ジャスパー。
扁青石中級
ヒント:ラピスラズリの和名
へんせいせき
青い宝石ラピスラズリの和名。
牡丹色中級
ヒント:赤紫色
ぼたんいろ
ぼたんの花のようなあざやかな赤紫色。
鍍金中級
ヒント:表面を金属でおおうこと
めっき
金属の表面に別の金属を薄くつけること。
萌黄中級
ヒント:芽生えの黄緑色
もえぎ
若葉のような黄緑色。
八尺瓊中級
ヒント:三種の神器の勾玉の字
やさかに
大きな玉。三種の神器の勾玉の名に使う。
緑柱石中級
ヒント:エメラルドの仲間の鉱物
りょくちゅうせき
エメラルドやアクアマリンの仲間の鉱物。
錻力中級
ヒント:おもちゃに使う薄い鉄板
ブリキ
すずをめっきした薄い鉄板の当て字。
藍鼠激ムズ
ヒント:藍色がかった灰色
あいねず
藍色がかったねずみ色。
浅葱色激ムズ
ヒント:薄い青緑色
あさぎいろ
緑がかった薄い青色。新選組の羽織の色。
鬱金色激ムズ
ヒント:あざやかな黄色
うこんいろ
うこんの根で染めた濃い黄色。
臙脂激ムズ
ヒント:黒みがかった赤
えんじ
黒みを帯びた深い赤色。
橄欖石激ムズ
ヒント:ペリドットの和名
かんらんせき
黄緑色の宝石ペリドットの和名。
黒蝶貝激ムズ
ヒント:黒真珠を作る貝
くろちょうがい
黒真珠を作る貝。南の海にすむ。
苔瑪瑙激ムズ
ヒント:こけのような模様のめのう
こけめのう
こけのような模様が入っためのう。
珊瑚色激ムズ
ヒント:さんごのような淡い赤
さんごいろ
さんごのような明るい赤色。
柘榴石激ムズ
ヒント:ガーネットのこと
ざくろいし
ガーネットのこと。ざくろの実に似ていることから。
縞瑪瑙激ムズ
ヒント:オニキスのこと
しまめのう
しま模様がはっきりしためのう。オニキス。
猩猩緋激ムズ
ヒント:あざやかな赤色
しょうじょうひ
あざやかで濃い赤色。
白蝶貝激ムズ
ヒント:真珠を作る大きな貝
しろちょうがい
大きな真珠を作る貝。貝殻はボタンの材料になる。
真鍮激ムズ
ヒント:金色に光る合金
しんちゅう
銅と亜鉛の合金。金色に光り、楽器などに使われる。
浄玻璃激ムズ
ヒント:曇りのない水晶
じょうはり
曇りのない水晶。閻魔の鏡の名。
緋鹿子激ムズ
ヒント:赤い絞り染めの布
ひがのこ
赤い鹿の子模様に絞り染めした布。
鶸色激ムズ
ヒント:黄緑色の鳥の色
ひわいろ
鶸の羽のようなさえた黄緑色。
葡萄色激ムズ
ヒント:赤みがかった紫
ぶどういろ・えびいろ
ぶどうの実のような赤みがかった紫色。
瑪瑙激ムズ
ヒント:しま模様の美しい石
めのう
しま模様が美しい石。馬の脳に似ていることからこの字が当てられた。
碼碯激ムズ
ヒント:しま模様の石の別の字
めのう
しま模様の美しい石を書く別の字。
萌葱激ムズ
ヒント:黄緑色の別の字
もえぎ
もえぎ色を書く別の字。
萌黄色激ムズ
ヒント:若葉の色
もえぎいろ
芽が出たばかりの若葉のような黄緑色。
螺鈿激ムズ
ヒント:貝殻をはめこんだ工芸
らでん
貝殻の光る部分をはめこんだ工芸。
利休鼠激ムズ
ヒント:緑がかった灰色
りきゅうねずみ
緑がかった灰色。千利休にちなむ名前。
玲瓏激ムズ
ヒント:玉のように美しく輝く
れいろう
玉のように透き通って美しい様子。
蛋白石は卵の白身(蛋白)のような乳白色から、月長石は月の光のような青白い輝きから付いた名前です。瑠璃(るり)、玻璃(はり)、琥珀(こはく)、瑪瑙(めのう)、珊瑚(さんご)のように、宝石の名前には「王(玉へん)」の付く字が多くあります。玉へんは美しい石を表す部首で、瑠璃や玻璃、瑪瑙、珊瑚は、仏教の経典で「七宝(しっぽう)」に数えられる宝物です。
このテーマには、日本の伝統色の名前も入れています。浅葱色(あさぎいろ)は薄い葱の葉のような青緑、鴇色(ときいろ)は朱鷺の羽のような淡い桃色、鈍色(にびいろ)は濃い灰色です。茜色・臙脂(えんじ)・緋色(ひいろ)と、赤い色だけでも呼び名がたくさんあり、植物や鳥、染め物の材料から名前が付けられています。