仇討ち初級
ヒント:かたきを討つこと
あだうち
主君や親などのかたきを討つこと。

歴史の難しい漢字には、昔の役職や制度の名前が多くあります。摂政(せっしょう)・関白(かんぱく)・征夷大将軍(せいいたいしょうぐん)・検非違使(けびいし)などは、教科書で見たことがあっても読みが独特です。検非違使は「非違(法にそむくこと)を検べる使い」という意味で、平安時代の京で警察や裁判の役目を担いました。更新:2026-10-29
仇討ち初級
ヒント:かたきを討つこと
あだうち
主君や親などのかたきを討つこと。
一揆初級
ヒント:農民などが団結して立ち上がること
いっき
農民などが団結して領主に立ち向かうこと。
甲冑初級
ヒント:武士のよろいとかぶと
かっちゅう
武士が身につけたよろいとかぶと。
冠位十二階初級
ヒント:聖徳太子が定めた位
かんいじゅうにかい
聖徳太子が定めた、才能で役人を取り立てる12の位。
関白初級
ヒント:成人した天皇を補佐する役
かんぱく
成人した天皇を助けて政治を行う役職。豊臣秀吉もついた。
公家初級
ヒント:朝廷に仕えた貴族
くげ
朝廷に仕えた貴族。武家と対になる。
下剋上初級
ヒント:下の者が上の者を倒す
げこくじょう
身分の下の者が上の者を実力で倒すこと。
元寇初級
ヒント:モンゴルの日本への攻撃
げんこう
鎌倉時代に元(モンゴル)が日本に攻めてきたこと。
元禄初級
ヒント:五代将軍綱吉のころの元号
げんろく
江戸時代、五代将軍綱吉のころの元号。元禄文化が栄えた。
高麗初級
ヒント:朝鮮半島の昔の王朝
こうらい
十世紀から十四世紀の朝鮮半島の王朝。
薩長初級
ヒント:明治維新を進めた二つの藩
さっちょう
薩摩藩と長州藩。明治維新の中心になった。
執権初級
ヒント:鎌倉幕府の将軍の補佐
しっけん
鎌倉幕府で将軍を補佐して政治を行った役職。北条氏が独占した。
荘園初級
ヒント:貴族や寺社の私有地
しょうえん
貴族や寺社が持った私有地。
庄屋初級
ヒント:村をまとめた役
しょうや
江戸時代に村の行政をまとめた有力な農民。
地頭初級
ヒント:鎌倉幕府が荘園においた役
じとう
鎌倉幕府が荘園などにおいた役人。「泣く子と地頭には勝てぬ」。
摂政初級
ヒント:幼い天皇の代わりに政治をする役
せっしょう
天皇が幼いときなどに代わって政治を行う役職。聖徳太子が有名。
太閤初級
ヒント:豊臣秀吉の呼び名
たいこう
関白をゆずった人の呼び名。特に豊臣秀吉のこと。
大刀初級
ヒント:大きな刀
たち
長い刀。太刀と同じ。
丁髷初級
ヒント:江戸時代の男性の髪型
ちょんまげ
江戸時代の男性の髪型。今は力士が結う。
銅鐸初級
ヒント:弥生時代のつりがね形の青銅器
どうたく
弥生時代のつりがね形の青銅器。
年貢初級
ヒント:昔の税
ねんぐ
田畑にかけられた税。米などで納めた。
埴輪初級
ヒント:古墳に並べた焼き物
はにわ
古墳のまわりに並べた焼き物の人形など。
兵糧初級
ヒント:軍の食料
ひょうろう
戦いのときの軍隊の食料。兵糧攻め。
奉行初級
ヒント:江戸の町を治めた役
ぶぎょう
幕府の行政の役職。町奉行や勘定奉行など。
勾玉初級
ヒント:曲がった形の玉の飾り
まがたま
古代の、曲がった形をした玉の飾り。三種の神器の一つ。
謀反初級
ヒント:主君にそむくこと
むほん
家来が主君にそむいて兵をあげること。
両刃初級
ヒント:両側に刃がある
もろは
刃が両側についていること。「もろはの剣」。
奴初級
ヒント:武家の下働き
やっこ
武家に仕えた下働きの男。冷ややっこの名の由来。
邪馬台国初級
ヒント:卑弥呼の国
やまたいこく
卑弥呼が治めた国。場所はまだわかっていない。
蘭学初級
ヒント:オランダ語で西洋を学ぶ学問
らんがく
オランダ語を通して西洋の学問を学ぶこと。
老中初級
ヒント:江戸幕府の政治の中心の役
ろうじゅう
江戸幕府で政治をとりまとめた役職。
籠城初級
ヒント:城にこもって守ること
ろうじょう
城の中にこもって敵を防ぐこと。家にこもることのたとえ。
袿中級
ヒント:平安の女性の衣
うちき
平安時代の貴族の女性が重ねて着た衣。
打毀し中級
ヒント:江戸時代の民衆の暴動
うちこわし
米屋などをこわした江戸時代の民衆の暴動。
遠島中級
ヒント:島流し
えんとう
罪人を遠くの島に送る刑罰。島流し。
改易中級
ヒント:領地を取り上げる罰
かいえき
武士の身分や領地を取り上げる罰。
介錯中級
ヒント:切腹を手伝うこと
かいしゃく
切腹する人の首を切って苦しみを短くすること。
花押中級
ヒント:昔の署名のしるし
かおう
昔、署名の代わりに書いた記号のようなしるし。
駕籠中級
ヒント:人を乗せて担ぐ乗り物
かご
人を乗せて棒で担いで運ぶ乗り物。
家督中級
ヒント:家を継ぐこと
かとく
家の跡を継ぐこと。その権利。
享保中級
ヒント:吉宗の改革の時代の元号
きょうほう
江戸時代、八代将軍吉宗のころの元号。享保の改革。
下文中級
ヒント:上の役所からの命令書
くだしぶみ
上の役所から下に出した命令の文書。
口分田中級
ヒント:古代に配られた田
くぶんでん
古代に国から人々に配られた田。
公方中級
ヒント:将軍のこと
くぼう
将軍のこと。「犬公方」は徳川綱吉。
遣隋使中級
ヒント:隋に送られた使節
けんずいし
日本から中国の隋へ送られた使節。小野妹子が有名。
元和中級
ヒント:江戸初期の元号
げんな
江戸時代初期の元号。武家諸法度が出された。
高札中級
ヒント:お触れを書いた立て札
こうさつ
法令などを書いて人通りの多い所に立てた札。
国司中級
ヒント:都から地方へ派遣された役人
こくし
律令制で都から各国へ送られた役人。
獄門中級
ヒント:さらし首の刑
ごくもん
首を切ってさらす刑罰。
下緒中級
ヒント:刀のさやにつけるひも
さげお
刀のさやを帯に結びつけるひも。
侍所中級
ヒント:御家人をまとめた役所
さむらいどころ
鎌倉幕府で御家人をまとめた役所。
三一中級
ヒント:身分の低い侍
さんぴん
身分の低い侍をばかにした呼び方。給料が三両一人扶持から。
征夷大将軍中級
ヒント:幕府を開いた武士の役職
せいいたいしょうぐん
武家の最高の地位。源頼朝や徳川家康がついた。
太政官中級
ヒント:律令制の最高機関
だじょうかん
律令制で政治をとりしきった最高の役所。
太政大臣中級
ヒント:律令制で最高の官職
だじょうだいじん
律令制の最高の官職。平清盛や豊臣秀吉がついた。
嫡男中級
ヒント:跡継ぎの長男
ちゃくなん
正妻が産んだ長男。跡継ぎ。
朝貢中級
ヒント:貢ぎ物を差し出すこと
ちょうこう
外国の使いが皇帝に貢ぎ物を差し出すこと。
勅使中級
ヒント:天皇の使い
ちょくし
天皇の命令を伝える使い。
寺請中級
ヒント:寺がキリシタンでないと証明する制度
てらうけ
寺が檀家にキリシタンでないことを証明した制度。
殿上人中級
ヒント:清涼殿に上がれた貴族
てんじょうびと
宮中の清涼殿に上がることを許された貴族。
外様中級
ヒント:関ヶ原以後に従った大名
とざま
関ヶ原の戦い以後に徳川家に従った大名。
捕物帳中級
ヒント:江戸の事件をえがいた物語
とりものちょう
江戸時代の岡っ引きなどが犯人を捕まえる物語。
屯田兵中級
ヒント:北海道を開拓した兵
とんでんへい
北海道の守りと畑づくりを両方受け持った明治の兵。
同心中級
ヒント:江戸の町の警察の役人
どうしん
与力の下で町の取り締まりをした役人。
名主中級
ヒント:関東での庄屋の呼び名
なぬし
村の長。関東では名主、関西では庄屋と呼んだ。
似絵中級
ヒント:鎌倉時代の肖像画
にせえ
鎌倉時代に流行した、人の顔を写した絵。
佩刀中級
ヒント:腰に下げた刀
はいとう
刀を腰に下げること。また、その刀。
譜代中級
ヒント:関ヶ原以前からの徳川の家臣の大名
ふだい
関ヶ原の戦い以前から徳川家に仕えていた大名。
保元中級
ヒント:平安末期の乱の元号
ほうげん
平安時代末期の元号。保元の乱が起きた。
本陣中級
ヒント:大名が泊まった宿
ほんじん
宿場で大名などが泊まった格式の高い宿。
政所中級
ヒント:幕府の政治や財政の役所
まんどころ
幕府で政治や財政をあつかった役所。
詔中級
ヒント:天皇の言葉
みことのり
天皇の言葉。また、それを書いたもの。
御台所中級
ヒント:将軍の妻
みだいどころ
将軍や大臣の正妻のこと。
与力中級
ヒント:町奉行の下の役人
よりき
町奉行の下で同心を指揮した役人。
流罪中級
ヒント:遠くへ送る刑罰
るざい
罪人を遠い島などへ送る刑罰。
校倉造激ムズ
ヒント:正倉院の建て方
あぜくらづくり
三角の木を組んで壁にした建て方。正倉院が有名。
内濠激ムズ
ヒント:城の内側のほり
うちぼり
城の内側をめぐるほり。
御触書激ムズ
ヒント:幕府からのお知らせ
おふれがき
幕府や藩が人々に出したお知らせ。
勘合貿易激ムズ
ヒント:明との貿易
かんごうぼうえき
室町時代に勘合という証明書を使って行った明との貿易。
亀卜激ムズ
ヒント:亀の甲羅で占う方法
きぼく
亀の甲羅を焼いて、ひびで吉凶を占った古代の方法。
公卿激ムズ
ヒント:朝廷の位の高い貴族
くぎょう
朝廷の位の高い貴族。
釧激ムズ
ヒント:古代の腕輪
くしろ
古墳時代などの腕輪。
検非違使激ムズ
ヒント:平安京の警察の役
けびいし
平安時代に京の治安を守った役所や役人。
御成敗式目激ムズ
ヒント:鎌倉幕府の法律
ごせいばいしきもく
北条泰時が定めた武家の法律。
守護代激ムズ
ヒント:守護の代わりに国を治めた人
しゅごだい
守護の代わりに国を治めた役人。
殖産興業激ムズ
ヒント:産業を育てる明治の政策
しょくさんこうぎょう
明治政府が近代産業を育てようとした政策。
親藩激ムズ
ヒント:徳川一門の大名
しんぱん
徳川家の親類の大名。尾張・紀伊・水戸の御三家など。
神祇官激ムズ
ヒント:神のまつりをつかさどる役所
じんぎかん
律令制で神々のまつりをつかさどった役所。
惣激ムズ
ヒント:室町時代の村の自治
そう
室町時代の農民による村の自治の仕組み。
租庸調激ムズ
ヒント:古代の税の仕組み
そようちょう
古代の税。米・労働・布などを納めた。
蟄居激ムズ
ヒント:家に閉じこもらせる罰
ちっきょ
武士に家の一室に閉じこもるよう命じた罰。
中臈激ムズ
ヒント:大奥の女官の位
ちゅうろう
宮中や大奥に仕えた中くらいの位の女官。
旅籠激ムズ
ヒント:昔の旅館
はたご
江戸時代の食事つきの宿屋。
磔激ムズ
ヒント:柱にしばる昔の刑罰
はりつけ
罪人を柱にしばりつけた昔の刑罰。
版籍奉還激ムズ
ヒント:大名が土地と人民を天皇に返した
はんせきほうかん
大名が土地と人民を天皇に返したこと。
菱垣廻船激ムズ
ヒント:江戸時代の運送船
ひがきかいせん
大阪と江戸を結んで物を運んだ江戸時代の船。
富本銭激ムズ
ヒント:和同開珎より古いお金
ふほんせん
飛鳥時代に作られた日本最古級のお金。
俸禄激ムズ
ヒント:武士の給料
ほうろく
武士や役人が主君から受け取る給料。
鉾激ムズ
ヒント:長い柄の武器
ほこ
長い柄の先に両刃の剣をつけた武器。祇園祭の山鉾。
糒激ムズ
ヒント:武士の携帯食
ほしい
炊いたご飯を干したもの。武士や旅人の携帯食。
問注所激ムズ
ヒント:鎌倉幕府の裁判所
もんちゅうじょ
鎌倉幕府で裁判をあつかった役所。
綸旨激ムズ
ヒント:天皇の意向を伝える文書
りんじ
天皇の意向を伝えるために出された文書。
狼藉激ムズ
ヒント:乱暴なふるまい
ろうぜき
乱暴なふるまいや無法な行い。
禄激ムズ
ヒント:武士に与えられた給料
ろく
武士などに与えられた給料や土地。
倭寇激ムズ
ヒント:海賊の集団
わこう
中国や朝鮮の沿岸を荒らした海賊。
和同開珎激ムズ
ヒント:奈良時代のお金
わどうかいちん
奈良時代に作られたお金。
江戸時代の言葉では、譜代(ふだい)・外様(とざま)・親藩(しんぱん)といった大名の分け方や、奉行・与力・同心のような役職、旅籠(はたご)・駕籠(かご)・本陣(ほんじん)など街道の暮らしの言葉が、時代劇によく出てきます。外様は、関ヶ原の戦いのころから徳川家に従うようになった大名を指しました。
このテーマには、埴輪(はにわ)・銅鐸(どうたく)・勾玉(まがたま)のような古代の出土品、租庸調(そようちょう)・口分田(くぶんでん)のような律令の制度、蟄居(ちっきょ)・改易(かいえき)といった武士への処分の言葉まで、時代ごとの言葉を集めています。古い貨幣の和同開珎は「わどうかいちん」と読むのが一般的ですが、「わどうかいほう」と読む説もあり、読み方そのものが議論されてきた言葉です。