灰汁初級
ヒント:野菜の苦みやえぐみ
あく
野菜などに含まれる苦みやえぐみ。煮物の表面に浮くもの。

このページの漢字は、熟字訓(じゅくじくん)や当て字と呼ばれる読み方をするものが中心です。熟字訓とは、二字以上の漢字のまとまり全体に日本語の言葉(訓)を当てた読み方のことで、案山子(かかし)、長閑(のどか)、時化(しけ)、師走(しわす)などがその例です。一字ずつの読みを足しても答えにならないのが、読めない一番の理由です。更新:2026-10-29
灰汁初級
ヒント:野菜の苦みやえぐみ
あく
野菜などに含まれる苦みやえぐみ。煮物の表面に浮くもの。
塩梅初級
ヒント:ほどよい具合
あんばい
味加減。物事のほどよい具合。
硫黄初級
ヒント:温泉のにおいのもと
いおう
黄色い元素。温泉の卵のようなにおいのもと。
如何初級
ヒント:どうですか
いかが
どのように。どうですか。
悪戯初級
ヒント:困らせるふざけ
いたずら
人を困らせるふざけた行い。
煩い初級
ヒント:やかましいの別の字
うるさい
うるさいを書く別の字。
可笑しい初級
ヒント:笑いたくなる
おかしい
面白くて笑いたくなる様子。
白粉初級
ヒント:顔に塗る白い化粧品
おしろい
顔などに塗る白い化粧品。
大人気ない初級
ヒント:子どもっぽい
おとなげない
大人らしくなく子どもっぽい様子。
案山子初級
ヒント:田んぼに立てる人形
かかし
田畑で鳥を追い払うために立てる人形。
神楽初級
ヒント:神様にささげる舞
かぐら
神様にささげる舞や音楽。
欠片初級
ヒント:こわれた一部
かけら
こわれたものの一部。
剃刀初級
ヒント:ひげを剃る刃物
かみそり
ひげなどをそる刃物。
為替初級
ヒント:お金をやりとりするしくみ
かわせ
現金を直接送らずにお金をやりとりするしくみ。
気障初級
ヒント:気取っていやみ
きざ
気取っていていやみな様子。
生粋初級
ヒント:混じりけのないこと
きっすい
混じりけのないこと。「生粋の江戸っ子」。
今宵初級
ヒント:今夜
こよい
今夜のこと。少し改まった言い方。
時化初級
ヒント:海が荒れること
しけ
風が強く海が荒れること。魚がとれないこと。
師走初級
ヒント:12月の別の呼び名
しわす
12月の呼び名。お坊さんも走るほど忙しい月という説がある。
素性初級
ヒント:生まれや育ち
すじょう
生まれや育ち。正体。
太刀初級
ヒント:昔の長い刀
たち
昔の武士が腰に下げた長い刀。
山車初級
ヒント:お祭りで引く飾りの車
だし
お祭りで引いて歩く飾りをつけた車。
茶目初級
ヒント:愛嬌のあるいたずら好き
ちゃめ
いたずら好きで愛嬌があること。「お茶目」。
名残初級
ヒント:過ぎ去った後に残るもの
なごり
過ぎ去ったあとに残る気配や思い出。
何卒初級
ヒント:どうか
なにとぞ
どうか、ぜひ。手紙のていねいな言葉。
長閑初級
ヒント:のんびりおだやか
のどか
のんびりとしておだやかな様子。
呑気初級
ヒント:のんびりしていること
のんき
のんびりして気楽な様子。
流行初級
ヒント:一時的に広まること
はやり
一時的に世の中で広まること。
小火初級
ヒント:小さな火事
ぼや
大きくならずに消えた小さな火事。
神輿初級
ヒント:お祭りで担ぐ神様の乗り物
みこし
お祭りで神様をのせて担ぐ乗り物。
目処初級
ヒント:見通し
めど
物事の見通しや目当て。
胡坐中級
ヒント:足を組んで座る
あぐら
両足を前で組んで座ること。
胡散臭い中級
ヒント:あやしい
うさんくさい
なんとなくあやしい様子。
鬱陶しい中級
ヒント:じめじめして気分が重い
うっとうしい
天気や気分がうっとうしい様子。
五月蝿い中級
ヒント:やかましい
うるさい
音や声がやかましい様子。五月のはえのようにうるさいことから。
似非中級
ヒント:にせもの
えせ
見せかけだけのにせもの。
御陰中級
ヒント:助けや恵み
おかげ
人の助けや神仏の恵み。
御節介中級
ヒント:よけいな世話を焼くこと
おせっかい
よけいな世話を焼くこと。
億劫中級
ヒント:めんどうくさい
おっくう
めんどうで気が進まないこと。
御負け中級
ヒント:サービスで付けるもの
おまけ
値引きやサービスで付けるもの。
御神酒中級
ヒント:神様に供えるお酒
おみき
神様に供えるお酒のこと。
御神籤中級
ヒント:神社で引く運勢の紙
おみくじ
神社やお寺で引いて運勢をうらなう紙。
河岸中級
ヒント:魚市場のあった川岸
かし
川の岸。魚市場のこと。「河岸を変える」は場所を変えること。
気質中級
ヒント:ある身分や職業らしい性質
かたぎ
職業などに特有の気風。「職人かたぎ」。
堅気中級
ヒント:まじめな職業
かたぎ
まじめでまっとうな職業や暮らし。
固唾中級
ヒント:緊張してのみこむつば
かたず
緊張したときに口にたまるつば。「固唾をのむ」。
草臥れる中級
ヒント:疲れる
くたびれる
疲れてぐったりすること。
愚図中級
ヒント:のろのろしていること
ぐず
動作がのろく、はっきりしないこと。
外連中級
ヒント:はったりやごまかし
けれん
はったりやごまかし。「けれん味のない」。
木霊中級
ヒント:山びこ
こだま
山などで声が返ってくること。
強面中級
ヒント:こわい顔つき
こわもて
こわそうな顔つき。強い態度で出ること。
誤魔化す中級
ヒント:うまくとりつくろう
ごまかす
うまくとりつくろってだますこと。
匙加減中級
ヒント:手かげん
さじかげん
薬の調合の具合。手かげん。
明明後日中級
ヒント:明後日の次の日
しあさって
明後日のさらに一日後の日。
注連縄中級
ヒント:神社にかけるわらの縄
しめなわ
神聖な場所を区切るために張るわらの縄。
洒落中級
ヒント:気のきいた冗談
しゃれ
気のきいた冗談。おしゃれのこと。
三和土中級
ヒント:玄関の土間
たたき
土などを固めた玄関の床。
駄洒落中級
ヒント:くだらないしゃれ
だじゃれ
くだらないしゃれ。おやじギャグ。
手水中級
ヒント:手を清める水
ちょうず
神社などで手や口を清める水。
出鱈目中級
ヒント:いいかげんなこと
でたらめ
筋が通らないいいかげんなこと。
投網中級
ヒント:広げて投げる網
とあみ
投げると広がって魚をとる網。
生業中級
ヒント:暮らしを立てる仕事
なりわい
暮らしを立てるための仕事。
強請る中級
ヒント:せがむ・おどしとる
ねだる・ゆする
ほしいものをせがむこと。
祝詞中級
ヒント:神主が神様に唱える言葉
のりと
神主が神様に唱える言葉。
狼煙中級
ヒント:合図の煙
のろし
合図のために上げる煙。
不貞腐れる中級
ヒント:すねて投げやりになる
ふてくされる
不平に思ってすねること。
火照る中級
ヒント:体が熱くなる
ほてる
体や顔が熱くなること。
法螺中級
ヒント:大げさなうそ
ほら
大げさなうそ。「ほらを吹く」。
滅茶苦茶中級
ヒント:筋道が立たない
めちゃくちゃ
筋道が立たず、ひどい様子。
眩暈中級
ヒント:目が回ること
めまい
目が回るような感じ。
八百万中級
ヒント:数がとても多いこと
やおよろず
数がとても多いこと。「八百万の神」。
弥次馬中級
ヒント:面白がって集まる人
やじうま
面白がって騒ぎを見に集まる人。
我儘中級
ヒント:自分の思いどおりにしたがる
わがまま
自分の思いどおりにしたがること。
天晴激ムズ
ヒント:見事だとほめる言葉
あっぱれ
見事であるとほめる言葉。
許婚激ムズ
ヒント:結婚を約束した相手
いいなずけ
親同士が決めた結婚の約束をした相手。
如何様激ムズ
ヒント:いんちき
いかさま
いんちき。また、いかにも。
有耶無耶激ムズ
ヒント:はっきりしないこと
うやむや
あるのかないのかはっきりしないこと。
胡乱激ムズ
ヒント:あやしいこと
うろん
あやしくて疑わしいこと。
大鋸屑激ムズ
ヒント:のこぎりで出る木くず
おがくず
のこぎりで木を切るときに出る粉。
御釈迦激ムズ
ヒント:作りそこないの品
おしゃか
作りそこなった不良品。
御伽噺激ムズ
ヒント:昔話
おとぎばなし
子どもに聞かせる昔話。
御託激ムズ
ヒント:えらそうな言い分
ごたく
えらそうに言う、つまらない言い分。
御幣激ムズ
ヒント:神前に供える紙の飾り
ごへい
神前に供える紙を切った飾り。「御幣担ぎ」は縁起を気にすること。
胡麻化す激ムズ
ヒント:うまくとりつくろう別の当て字
ごまかす
ごまかすを書く別の当て字。
破落戸激ムズ
ヒント:ならず者
ごろつき
決まった仕事を持たずに悪さをする者。
些事激ムズ
ヒント:ささいなこと
さじ
取るに足りない小さなこと。
仕舞屋激ムズ
ヒント:店をやめた家
しもたや
商売をやめた家。商店ではない普通の家。
所在無い激ムズ
ヒント:することがなく退屈
しょざいない
することがなく退屈な様子。
素面激ムズ
ヒント:お酒に酔っていない
しらふ
お酒に酔っていない状態。
数寄屋激ムズ
ヒント:茶室風の建物
すきや
茶室の風情を取り入れた建物。
稚児激ムズ
ヒント:お祭りで着飾る子ども
ちご
お祭りの行列などで着飾った子ども。
美人局激ムズ
ヒント:男女で組んで金をおどしとる手口
つつもたせ
男女が組んで、言い寄った相手からお金をおどしとること。
頓珍漢激ムズ
ヒント:ちぐはぐなこと
とんちんかん
話や行動がちぐはぐで的外れなこと。
頓馬激ムズ
ヒント:間が抜けていること
とんま
間が抜けていること。
長押激ムズ
ヒント:和室の壁の横木
なげし
和室の柱と柱の間に渡す横木。
烽火激ムズ
ヒント:合図の煙の別の字
のろし
のろしを書く別の字。
暢気激ムズ
ヒント:のんびりの別の字
のんき
のんびりしていることを書く別の字。
剽軽激ムズ
ヒント:おどけていること
ひょうきん
おどけていて面白いこと。
吃驚激ムズ
ヒント:驚くこと
びっくり
突然のことに驚くこと。
御手洗激ムズ
ヒント:神社で手を清める所
みたらい・おてあらい
神社で手を清める所。トイレの意味では別の読み方。
目論見激ムズ
ヒント:計画
もくろみ
前もって立てた計画やたくらみ。
寄生木激ムズ
ヒント:ほかの木に寄生する木
やどりぎ
ほかの木に寄生して育つ木。
呂律激ムズ
ヒント:言葉の調子
ろれつ
言葉の調子。「ろれつが回らない」。
熟字訓のうち、明日(あす)、今朝(けさ)、眼鏡(めがね)、為替(かわせ)、師走など、よく使われる語は常用漢字表の「付表」に載っていて、学校でも習います。それでも、ふだん漢字で目にする機会が少ない語は、大人でもすぐには読めません。神輿(みこし)、山車(だし)、祝詞(のりと)のように、お祭りや神社で使う言葉にも熟字訓がたくさんあります。
当て字は、漢字の意味とは関係なく、音を借りて言葉を書いたものです。出鱈目(でたらめ)、滅茶苦茶(めちゃくちゃ)、有耶無耶(うやむや)、頓珍漢(とんちんかん)などがその例です。反対に、五月蝿い(うるさい)のように、五月の蠅がうるさく飛び回る様子という意味から字を当てたものもあります。
読めるようになるコツは、字を一字ずつ読もうとせず、全体の意味から日本語の言葉を思い出すことです。長閑は「長くて閑(しず)か」な様子なので「のどか」、強面は「強い面(顔)」なので「こわもて」と、意味を言葉にすると答えにたどり着きやすくなります。