相槌初級
ヒント:話に合わせてうなずくこと
あいづち
相手の話に合わせてうなずいたり返事をしたりすること。

大人が読めない漢字は、ニュースやビジネス文書、本の中で使われるかたい言葉が中心です。忖度(そんたく)、逼迫(ひっぱく)、斡旋(あっせん)、稟議(りんぎ)のように、耳で聞けば意味がわかるのに、字を見ると読めない、書けないという言葉が多く集まっています。更新:2026-10-29
相槌初級
ヒント:話に合わせてうなずくこと
あいづち
相手の話に合わせてうなずいたり返事をしたりすること。
迂回初級
ヒント:遠回りすること
うかい
まっすぐ行かずに遠回りすること。
婉曲初級
ヒント:遠回しに言うこと
えんきょく
はっきり言わず遠回しに言うこと。
冤罪初級
ヒント:無実の罪
えんざい
無実なのに罪を着せられること。
厳か初級
ヒント:重々しく近寄りがたい
おごそか
いかめしく重々しい様子。
御中初級
ヒント:会社あての手紙のあて名
おんちゅう
会社や団体あての手紙のあて名につける言葉。
杞憂初級
ヒント:いらぬ心配
きゆう
心配しなくてよいことをあれこれ心配すること。
姑息初級
ヒント:その場しのぎ
こそく
一時しのぎ。本来は卑怯という意味ではない。
御座います初級
ヒント:あるのていねいな言い方
ございます
「ある」のていねいな言い方。
些細初級
ヒント:ちょっとしたこと
ささい
取るに足りない小さなこと。
憧憬初級
ヒント:あこがれること
しょうけい・どうけい
あこがれること。あこがれの気持ち。
席巻初級
ヒント:勢いよく広がること
せっけん
片端から勢いよく自分のものにすること。
脆弱性初級
ヒント:弱いところ
ぜいじゃくせい
もろく弱い部分。システムの弱点。
荘厳初級
ヒント:重々しくおごそか
そうごん
重々しくおごそかな様子。
遡及初級
ヒント:さかのぼって効力を持つこと
そきゅう
過去にさかのぼって効力を及ぼすこと。
忖度初級
ヒント:相手の気持ちをおしはかる
そんたく
相手の気持ちをおしはかること。
躊躇初級
ヒント:ためらうこと
ちゅうちょ
あれこれ迷ってためらうこと。
詳らか初級
ヒント:くわしいこと
つまびらか
くわしく明らかな様子。
吐露初級
ヒント:心の中を打ち明けること
とろ
心の中を隠さず打ち明けること。
捺印初級
ヒント:はんこを押すことの別の言い方
なついん
はんこを押すこと。署名捺印。
如実初級
ヒント:ありのまま
にょじつ
事実のとおり。ありのまま。
払拭初級
ヒント:すっかり取り除くこと
ふっしょく
不安などをすっかり取り除くこと。
傍若無人初級
ヒント:人を人とも思わない
ぼうじゃくぶじん
まわりの人を気にせず勝手にふるまうこと。
蔓延初級
ヒント:よくないものが広がること
まんえん
病気などが広がること。
狼狽初級
ヒント:あわてふためくこと
ろうばい
あわてふためくこと。
斡旋中級
ヒント:間に入って世話をすること
あっせん
間に入ってうまく運ぶよう世話をすること。
鬱屈中級
ヒント:気分が晴れないこと
うっくつ
気分が晴れずにふさぎこむこと。
横溢中級
ヒント:あふれるほど盛んなこと
おういつ
あふれるほど盛んなこと。
懊悩中級
ヒント:深く思いなやむこと
おうのう
深く思いなやむこと。
乖離中級
ヒント:かけ離れること
かいり
そむきはなれること。理想と現実の乖離。
瑕疵中級
ヒント:欠点やきず
かし
欠点やきず。法律では欠陥のこと。
完膚中級
ヒント:無傷の皮膚
かんぷ
傷のない皮膚。「完膚なきまで」。
蓋然性中級
ヒント:起こりうる確からしさ
がいぜんせい
ある事が起こる確からしさ。
帰趨中級
ヒント:物事の行き着くところ
きすう
物事が最後に行き着くところ。
矜持中級
ヒント:誇り
きょうじ
自分の能力を信じて持つ誇り。
敬虔中級
ヒント:うやまいつつしむ心
けいけん
神仏を深くうやまう様子。
嚆矢中級
ヒント:物事の始まり
こうし
物事の始まり。昔、戦いの始めに鳴る矢を射たことから。
猜疑中級
ヒント:人をうたがうこと
さいぎ
人をうたがったりねたんだりすること。
些末中級
ヒント:取るに足りない
さまつ
取るに足りない小さなこと。
逡巡中級
ヒント:ぐずぐずためらうこと
しゅんじゅん
決心がつかずぐずぐずためらうこと。
惹起中級
ヒント:事件などを引き起こすこと
じゃっき
事件や問題を引き起こすこと。
截然中級
ヒント:はっきりと区別される様子
せつぜん
区別がはっきりしている様子。
僭越中級
ヒント:身分を越えてでしゃばること
せんえつ
自分の立場を越えて出すぎること。
袂中級
ヒント:着物の袖の下の袋
たもと
着物の袖の下の袋になった部分。「たもとを分かつ」。
凋落中級
ヒント:落ちぶれること
ちょうらく
勢いがおとろえて落ちぶれること。
跳梁中級
ヒント:はばをきかせること
ちょうりょう
悪人などが好き勝手に動き回ること。
直截中級
ヒント:ずばりと言うこと
ちょくせつ
回りくどくなく、ずばりと言うこと。
逓減中級
ヒント:だんだん減ること
ていげん
数量がだんだんと減っていくこと。
逓増中級
ヒント:だんだん増えること
ていぞう
だんだん増えること。
煩悶中級
ヒント:もだえ苦しむこと
はんもん
いろいろと思いなやみ苦しむこと。
逼迫中級
ヒント:追いつめられること
ひっぱく
事態が差し迫って余裕がなくなること。
敷衍中級
ヒント:わかりやすく詳しく述べること
ふえん
意味をおし広げて詳しく説明すること。
不躾中級
ヒント:礼儀を知らないこと
ぶしつけ
礼儀を知らないこと。
無聊中級
ヒント:退屈なこと
ぶりょう
することがなく退屈なこと。
辟易中級
ヒント:うんざりすること
へきえき
うんざりしていやになること。
補填中級
ヒント:足りない分を補うこと
ほてん
足りない分を補ってうめること。
揶揄中級
ヒント:からかうこと
やゆ
相手をからかうこと。皮肉を言うこと。
軋轢激ムズ
ヒント:仲が悪くなること
あつれき
仲が悪くなって争うこと。
暗澹激ムズ
ヒント:見通しが暗いこと
あんたん
暗くてはっきりしない様子。将来が暗い様子。
慇懃激ムズ
ヒント:ていねいで礼儀正しい
いんぎん
ていねいで礼儀正しいこと。「慇懃無礼」。
迂闊激ムズ
ヒント:うっかりしていること
うかつ
うっかりしていて注意が足りないこと。
蘊蓄激ムズ
ヒント:深くたくわえた知識
うんちく
深くたくわえた知識。「うんちくを傾ける」。
諧謔激ムズ
ヒント:おどけた冗談
かいぎゃく
おどけた冗談やユーモア。
邂逅激ムズ
ヒント:思いがけず出会うこと
かいこう
思いがけずめぐり会うこと。
蹉跌激ムズ
ヒント:つまずき・失敗
さてつ
つまずくこと。物事の失敗。
桎梏激ムズ
ヒント:自由をしばるもの
しっこく
手かせ足かせ。自由をしばるもの。
憔悴激ムズ
ヒント:やつれること
しょうすい
心配や疲れでやつれること。
慫慂激ムズ
ヒント:そばから強くすすめること
しょうよう
そばからしきりにすすめること。
贖罪激ムズ
ヒント:罪をつぐなうこと
しょくざい
犯した罪をつぐなうこと。
忸怩激ムズ
ヒント:はずかしく思うこと
じくじ
自分の行いをはずかしく思うこと。
齟齬激ムズ
ヒント:食い違うこと
そご
物事が食い違ってかみ合わないこと。
慟哭激ムズ
ヒント:声をあげて泣くこと
どうこく
悲しみのあまり声をあげて泣くこと。
跋扈激ムズ
ヒント:のさばること
ばっこ
悪いものがのさばること。
畢竟激ムズ
ヒント:結局
ひっきょう
つまるところ、結局。
誹謗激ムズ
ヒント:悪口を言うこと
ひぼう
人の悪口を言うこと。
顰蹙激ムズ
ヒント:人にいやがられること
ひんしゅく
まゆをひそめていやがること。「ひんしゅくを買う」。
憤懣激ムズ
ヒント:腹が立ってたまらないこと
ふんまん
腹が立ってどうにもならない気持ち。
鞭撻激ムズ
ヒント:はげますこと
べんたつ
むちうってはげますこと。「ご指導ご鞭撻」。
凌駕激ムズ
ヒント:上回ること
りょうが
ほかのものを上回ること。
稟議激ムズ
ヒント:会社で上の人に承認を求めること
りんぎ
会社で関係者に回して承認を求めること。
吝嗇激ムズ
ヒント:けち
りんしょく
ひどくお金を出し惜しみすること。
読めない理由の一つは、ほかの言葉ではほとんど見ない字が使われていることです。斡旋の「斡」や稟議の「稟」、齟齬(そご)の二字などは、その言葉のためだけに覚える字といってもよいほどです。また、矜持(きょうじ)は本来「きょうじ」と読みますが、「きんじ」という読み方も広く使われるようになりました。このように、本来の読みと慣用的な読みが並んでいる言葉もあります。
仕事のメールや挨拶文では、ご鞭撻(べんたつ)、僭越(せんえつ)、御中(おんちゅう)など、決まった言い回しに難しい漢字が使われます。読めないまま使うと思わぬ恥をかくこともあるので、読み方と意味をまとめて確かめておきましょう。意味も一緒に覚えておくと、新聞や本を読むときにも役立ちます。